プランド・ハップンスタンス・セオリー(Planned Happenstance Theory)とは 自身に当てはめると良く理解できる

キャリア・転職

ブログ1ヵ月以上更新出来ませんでした。

我ながら情けないですが、仕事・プライベートともに多忙を極め、それ以外でアウトプットする余力がなかったのが実情です。一つは仕事で、新しくかつ複雑なプロジェクトと、それほど複雑ではないですが、やたら時間を要するプロジェクトが並行して走っており、頭も体も拘束されてしまったこと。一つは、現在、社内の登用試験の準備のため、論文や試験対策のために時間を取られていること。また、季節外れの夏風邪に家族全員かかってしまい、家事等にいつも以上に時間を要しておりました。

言い訳はさておき、まだ、しばらくブログを更新する時間が取れなそうなので、週末になんとか家族に時間をもらって、更新しておきたいと思い、この記事を書いてます。

今、まさにキャリアを棚卸してみて改めて考える

このブログもそうですが、キャリアについて考える事や、キャリアに関する書籍を多く読んできました。自身も現在3社目で、いずれも異業種・業界での仕事となっています。

キャリアに関する本を読む中で知って、非常に共感を持ったのが、タイトルに書いている「プランド・ハップンスタンスセオリー(Planned Happenstance Theory)」です。

実は、今、冒頭にも書いた通り、登用試験に向けた期間の真っ最中であり、キャリアの転換点にあり、この理論の通りだなぁと思うところがあったので、現在の状況と合わせて、この理論について書いてみたいと思います。

キャリア理論 プランド・ハップンスタンス・セオリーとは

日本語で表現すると「計画的偶発性理論」という、計画的なのか、偶発的なのか、どちらともつかない表現ですが、意図するところは「計画された偶然」「意図された偶然」といった意味で、これを提唱したスタンフォード大学のクランボルツ教授は、数百人の成功したビジネスパーソンのキャリアを分析したところ、約8割は「いまあるキャリアは予期せぬ偶然に依るものだ」と回答したというデータを元に発表された理論です。

その理論の骨子は以下の3つのポイントです。

1.予期せぬ出来事が個人のキャリアを左右する
2.予期せぬ出来事を避けるのではなく、起きたことを最大限に活用する
3.偶然を積極的につくりだし、キャリア形成の力にすることが重要

「偶然」を最大限に活用しよう、その「偶然」を意図して作り出そう。ということ。

このプランド・ハップンスタンスセオリーに対して、今でも大勢としては、どちらかというと、数年後の目標を明確に定めて、そこに向けた活動計画を立てて、そのために日々何を行うのか、といったトップダウンでブレイクダウンしていくようなキャリア構築の考えが主流かと思います。

もちろん、このプランド・ハップンスタンス・セオリーも、無目的に、偶然の流れに身を任せろと言っているのではなく、名前の通り「意図的・計画的」な偶然を活用すること主張しています。「水は低きに流れ、人は易きに流れる」と良く言いますが、無目的・無計画で流れに任せていると、おそらく楽な道へ、楽な道へと流されてしまうでしょう。

本理論の詳細は、もっと勉強しながら書いていきたいと思いますが、考え方としては上記のようなところ。

自身のキャリアも実は偶然の連続

冒頭に、自身が現在3社目であることを書きましたが、この転職の経路も実はかなりのところ「偶発的」な部分が多いのではないかと感じてます。

1社目がSIer(システムインテグレーター)での金融機関向けシステムの営業。2社目は戦略系コンサルティングファーム、3社目は広告代理店の営業。表面的にはあまり脈絡がなさそうなキャリアです。

新卒で入社した1社目については、就職氷河期ということもありましたが、当時は実は、マーケティングや広告、またグローバルなんてかっこよさげなキーワードに興味があったので、広告代理店や商社、グローバル展開するメーカーなどを幅広く(無節操に)受けていた中で、偶然にも採用いただけたのがSIerだったというところ(無知で恥ずかしいですが、当時その会社が多少は外資系だと思ってのたですが、実態は完全ドメスティックでした)。

大学時代はサイト制作などもしていて、ITやデジタル領域には比較的親和性が高かったのも、ひとつこの偶発的な就職につながったのかも知れません。

2社目のコンサルティングファームは、これはどちらかと言えば、計画的だったかとは思いますが、1社目で働きながら中小企業診断士の勉強をしていたことが、多少なりとも、このキャリアチェンジを可能にしたのだと思います。(偶発を積極的に作り出した)

3社目の広告代理店については、最もこの偶発性が働いたものだと思いますが、コンサル時代に広告代理店とも比較的仕事をしていたことはありますが、レイヤーの違いもあり、ある種まったくの未経験の業界です。そんな状況で採用されたのは、実は2社目の戦略コンサル時代の経験よりはむしろ、1社目のIT領域での経験を評価されてのことでした。

なぜそこが評価されたのか。広告代理店がデジタルの広告領域を強化しているのはもちろんですが、たまたま今担当しているクライアントがデジタル領域を強化している最中であり、そうした人材を必要としていたからでした。おそらく、タイミングが合わなければ、同じスペックであっても、採用されなかった可能性が高いと思いますし、1社目のSIerの後に、代理店を受けてもおそらくは採用されなかったでしょうし、2社目の経験があるからこそ、今出来ている仕事も実は多くあります。

結果的に、新卒時に希望していた広告代理店で働いているというのは、たまたまでしょうか?良いタイミングが重なったのはもちろんですが、それを引き寄せるように、自身も動けていたのではないかと考えてます。

そして、今再びキャリアの転機に立って

そして今の職場で、自身の担っている仕事の領域が、会社の目指す方向性とも近しいというのもまた、仕事を引き寄せることが出来た結果なのではないかと思うところもあります。(ありがたいことに)。

登用のチャンスは今年で最後ということはなく、まだチャンスはありますが、ここ数年の間にキャリアの転機が来るは確実です(引き続き今の職場に残るとしても)。そんな時、自身がどんな偶然を引き寄せたいのか。今の職場でも、環境に恵まれて、様々な良い「偶然」に巡り合えています。

最後に、そんな偶然を活かし、成功するキャリアを築くために、プランド・ハップンスタンス・セオリーでは以下の5つのポイントを挙げています。

1.好奇心(Curiosity)
新しい学習機会を模索すること
2.持続性(Persistence)
失敗に屈せず努力をすること
3.楽観性(Optimism)
新しい機会が「必ず実現する」「可能となる」と捉えること
4.柔軟性(Flexibility)
信念、概念、態度、行動を変えること
5.リスク・テイキング(Risk-taking)
結果が不確実でも行動を起こすこと

これを踏まえ、自身もまずは「行動すること」を実践していきます。と、言うことで、しばらくまたブログが更新出来ない期間が続くかと思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。
(出来るかぎりfacebook、Twitterにて、情報発信は続けていきたいと思います。)

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参考までにいくつか、キャリア理論に関する書籍を紹介しておきます。

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