4月を迎えるにあたっての手帳を選び 10年目のフランクリン・プランナーの使いこなすには

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花粉症も厳しい時期になってまいりましたが、4月の新年度・新生活に向けた準備というのも始める時期になってきました。

自分も4月始まりの手帳を使っているので、手帳を新調しました。

と言っても、フランクリン・プランナーのリフィルです。

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新社会人の時からフランクリン・プランナーを選び続けている理由

社会人になってから、スティーブン・R・コーヴィーの「7つの習慣―成功には原則があった!」を読んで影響され、それから、この「7つの習慣」の考えを実践するための手帳「フランクリン・プランナー」を使用しています。

一般的な手帳の用途は基本的に「時間管理」「タスク管理」「メモ帳」の3つの機能があるかと思います。フランクリン・プランナーはこれらの3機能はもちろんですが、そこに、「価値観」や「目標」をベースに、「行動管理」までを含めた手帳となっています。

「行動管理」とは

「時間管理」「タスク管理」と、フランクリン・プランナーで行う「行動管理」とは何が違うのかと言いますと、「時間管理」や「タスク管理」はどちらかと言うと、『やらなければいけないこと』を管理するためのものですが、「行動管理」は、『なにをすべきか』を管理する事を指します。

7つの習慣―成功には原則があった!」では、物事を「重要性」と「緊急性」の二軸で、何をすべきかを管理するよう説いています(以下のマトリックス)。仕事などで多忙だと、ついつい「緊急性」に重きを置いてしまいがちです。もちろん第Ⅰ領域の『「緊急」で、「重要」なこと』は優先すべきでしょうが、第Ⅲ領域『「緊急」だが「重要ではない」こと』にも、時間が奪われてしまって、第Ⅱ領域『「緊急ではない」が「重要」なこと』が、いつまで経っても取り掛かれず、あなたの人生にとって、重要な事に手をつけられなくなってしまいます。

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フランクリン・プランナーでは、「重要なこと」をまずはスケジュールに落とし込む事を意識させるような作りになっており、自身の目指す目標やあるべき「価値観」などに応じて「行動管理」が出来る手帳となっています。

フランクリン・プランナーを10年間使ってみて

さて、そんな素晴らしいフランクリン・プランナーなのですが、実は使いこなせないと、効果は発揮されません。かくいう自分も、一部効果を感じる部分はあるのですが、まだまだ使いこなせてないと感じます。

で、フランクリン・プランナーのリフィルは実は結構なお値段がします。上記で購入したリフィルも5,000円くらいします。5,000円程度だと、新しい手帳をフルフルで購入することも可能なので、実は毎年悩んだりします。今年も以下の手帳でちょっと悩みました。上記で挙げた手帳の基本機能に関しては申し分なさそうですし、現在の仕事の時間間隔からすると、使いやすそうで、携帯性も高そうです。デザインも悪くない。

悩む理由というのも、自身がフランクリン・プランナーの効果を実感出来てない事、使いこなせない事が理由で、自分が原因です。なぜ、これだけしっかり仕組みが出来ている手帳なのに、成果が出せないのか。

そもそも手帳をきちんと見ていない。結局、フランクリン・プランナーと言えども、「時間管理」「タスク管理」にしか使っていないと、「行動管理」にはつながりません。また、フランクリン・プランナーを使い始めるにあたって、「価値観」や「ミッション」「目標設定」などを行っていくのですが、これもきちんと決めきれず、読み直しなどもしないと、やはり意味がないものとなってしまいます。

常に、心の中、頭の片隅で、「あぁ使えてないなぁ、意味がないな、『重要なこと』をもっと意識しないと」と思わせてくれる分には意味があるのですが、それが行動につなげられていない。手帳という、一番身近で、毎日見るものだからこそ、ここで「行動管理」する意味があるのですが、それを見れてない。

今年も正直もう、フランクリン・プランナーはあきらめて、携帯性をより重視した手帳に変えようかと思ったのですが、10年目の正直。今年、使いこなせなければ辞めようと思います。

今はスマホの方が毎日見るので、フランクリン・プランナーのスマホアプリでも出るとよいのですが。今年はブログも心機一転したことですので、頑張って使いこなす習慣を身につけたいと思います。

みなさんも、4月の新年度・新学期・新生活を機に手帳を変えて、心機一転、改めて目標を見つめなおしてはいかがでしょうか。

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